価値観の書き換えについて
子供の頃から僕たちは、親や周りの環境から影響を受けながら
価値観を形成し、育ってきました
何年もその価値観と過ごし、その価値観の通用する中で生きているので
〜はこう言うものだ、とか、こうあるべきだとか
今、自分が思っている価値観に違和感を持たずいたりします
しかし、時代は流れ続け、環境も人も変わっていく中で価値観に
普遍は存在しません
価値は作られていき、良いように解釈されながら、形を変え、
私たちの意識の中に溶け込んでいきます
書き換える
例えば、一生同じ会社で骨を埋めるなんて、もう古い考えで
会社は守ってくれる時代ではなくなりました
守ってくれる代わりに、会社の言うことを忠実に守る、
面白くないことでも黙々と作業を続け、毎日を送る
あくまでも一部の印象ですが、このイメージが残っているのも確かです
次に独身問題についてですが、江戸時代前期と末期は男性は大半が独身でした
圧倒的に女性が少なく、男性が溢れてしまう時代だったそうです
その時代の生活環境はと言えば
その独身男性たちも生活のしやすい環境を作っていたそうですし
女性の優位性も見られる時代だったのではないかと言う意見もあります
そんな時代に結婚が当然だなんて価値観はなかったでしょうし
そんな考え方をしていたら、もう少し世の中のこと知ってくださいで終了です
結婚するのが当たり前なんて刷り込みは、つい何十年か前からの流行にしかすぎません
ここで大切な事は、今当たり前だと言うことを
本当に現代の状況に合っている事なのか
柔軟な視点で物事を認識していく事、
今自分が生きている環境において、
どうあるべきなのか感じとる嗅覚
だったりするのではないでしょうか?
常に価値観は塗り替えられていくべきです
自分はどんな環境にいるのか
別の環境では通用しない価値観なのか
この考えは本当に自分が良いと思っていることなのか
柔軟になり、うまく書き換えることができるようになる事は
この時代に必要な能力ではないでしょうか