上海灘 チャイナジャケット
ふと以前、ギャルソンでチャイナジャケットを作っていたのを
思い出した
チャイナジャケットといえば、上海灘(シャンハイタン)
あそこのベロアのジャケット本当にかっこいいのだ
昔、古着をよく買いあさっていた頃、自分のよく行っていたお店には
ヴィンテージのチャイナジャケットが置いてあった
Made in Honkong、made in china,、made in shanghai .楽しんだものだ
実際に着ていたのは、中綿の入った黒いサテンのチャイナジャケットだったが
カバーオールやショップコートをヴィンテージで着るより
スタイリッシュに感じたし、ドレッシーなものとの相性も抜群だった
この他にチベットの方の少数民族の着物とかを部屋のタペストリーにしたりと
民族衣装には熱くさせられた
モン族、ザオ族、赤ザオ族の古布など、装飾の素晴らしいものも数えきれない
こう言った一種の民族衣装には、不思議と魅力を感じる
衣装はその地域に根付いた崇拝から、価値観、風土などが大きく影響し
そこに住むものが表現するための一つの手段でもあるわけで
何か伝えるための装飾、形が関係してくる
見るものに何か訴えかけてくるのは当然だ
飾る意味、施す意味、装う意味、がそこには見えてくる
そう言えば、かの藤原ヒロシ氏はこんなことも言っていた
「チャイナジャケットや人民服には西洋的なフォーマルとは違う文脈のドレス感覚がある気がする」
洋服に罪は無い