選択癖

人は1日に約2000回ほどの選択をしているらしい

また、人間は選択をすることができる生き物だと

 

今日聞いていたPodcastではマーケティングにおける

選択の精度の高さの必要性いついてだったのですが

なかなか面白い例えを用いていたので、今日は

その事を書こう

 

事業を立ち上げるときのAにするべきかBにするべきか

これは非常に大きな選択になることが多いだろう

そんな時に必要なのが、精度の高い、マーケティングに基づいた

選択が必要になります。

競合はこんなところに力を入れているから、うちはこっちだ。

市場はこんな事を求めているようだから、この選択は不味い。

など、選択する時の材料は大いに越したことはない。

この力を普段から意識して、身につけていくと言うことなのですが

これを座席の埋まった通勤ラッシュの山手線をたとえに使うとこうなります

 

自分が選択できるのは前に座っているA,B二人の席、どちらの方が先に

降りて座ることができるだろう。ボヤッとしていたら、隣のおばさんに

先手を打たれ、座られてしまう。

 

私は恥ずかしながら、必ず座る人です。

だから、とてもこの情景が目に浮かび、実際に私もその二人を良く

観察して、こっちだと思う方にやや寄ってみたり、良く分かります。

 

ここでのマーケティングは何かというと、この二人を観察し

判断材料をより多く集めるということです。

寝てるように見えるけど、耳はアナウンスを聞いてそうだとか

本を畳んだ

携帯をバックに仕舞った

少し体を動かし始めた

などいろいろあるだろう

このように、実際にそこに転がっている判断材料を拾い集め

正解に近づいていくことです。

そう考えると、漫画に出てくる探偵のようで面白い。

マーケティングって面白いですもんね。

 

アマゾンのジェフベゾスが自分で企業をしようと思った時に

一度考えたそうです。

一流企業に勤め、何不自由ない生活をしている自分が今から

もしかしたら失敗をして、生きていくこともままならなくなるかもしれない

やる意味はあるのだろうか?

やらなかった事を考えたそうです

そして必ず後悔すると思ったと。

どんなに、順風満帆な生活を過ごし続け、優雅な老後を

想像できたとしても、そこで後悔している自分がいたそうです。

そして企業することを選んだ

 

大リーガーのダルビッシュは、選択を迫られる時に一つのことを

前提に選択するそうです。

今の自分は50歳まで何もせず、仕事もせず、お金も稼げず、一人で

惨めな生活を選んでしまった、老いた自分に奇跡が起きて、

時間が戻り、努力の結果大リーガーになることが出来た姿だと。

気を抜けば、そこに戻ってしまうかもしれない緊張感を

基準に付け加えてるそうです。

 

1日に2000回もの選択の機会があるのなら、選択の精度を高めていけば

かなり思いのままに進んでいけるんじゃないかと、結果的に

考えてしまった、私でした。

基本的に楽観的なんだと思いました。