入道雲を見るのが昔から好きで

小さい頃は夏になると

入道雲や、変わった形の雲の写真を撮って

図鑑で調べてなんて言う雲か調べていました

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そもそも雲は

巻雲 けんうん

積雲 せきうん

層雲 そううん

巻層雲 けんそううん

巻積雲 けんせきうん

高積雲 こうせきうん

高層雲 こうそううん

層積雲 そうせきうん

乱層雲 らんそううん

積乱雲 せきらんうん

以上の10種類に分類されます

山と比べる10種の雲のできる高さ(写真集『雲三昧』より)

 

そして、さらに大きく2つに分類されます

 

雲は空気中の水蒸気が上昇気流によって、上空まで舞い上げられ

そこで冷やされて、細かな水滴、氷の粒になったものが

雲となります

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その雲が出来る原因となる上昇気流に2種類あり

 *温暖前線でゆっくり上昇する気流

 *寒冷前線で急激に上昇する気流

以上の二つに分類されます

 

ゆっくり上昇する気流から出来る雲は面積が広く

横に広がっていく空を覆うようなイメージ

これを(層状雲 そうじょううん)

上の図で1.2.3.4.5.6.8.9

 

急激に上昇する気流から出来る雲は面積自体は狭いが

高く大きく成長します

これを(対流雲 たいりゅううん)

上の図で7.10

 

対流雲の代表が積乱雲

かなりの高さまで上昇し、高さが16kmほどまで

上がることもあるそうです

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層状雲は高さや形もいろいろです

その名前も、その高さと形状で決まるようです

 

上層雲 (巻雲 巻層雲 巻積雲

中層雲 高積雲 高層雲 乱層雲

下層雲 (層積雲 層雲)

 

形状は3つに分けられます

層がつく雲   薄く広がったものが積み重なった状態

積がつく雲 かたまりになったものが積み重なった状態

乱がつく雲 もこもこと盛り上がった状態 *雨を降らせます

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普段、あまり気にしてもいないものですが

ふと見上げた時に

日が沈むときの荘厳な色合いと奥行きの雲

夏の暑い日の自然の力強さを感じさせてくれる雲

トイストーリーの壁紙のような可愛らしい雲

 

はるか昔も同じように、空には雲だけが漂っていたのかと

心奪われてしまうものです

 

今年はどんな入道雲が観れるのか楽しみです