かつらは気遣い

 

最近は二重、整形、ムダ毛脱毛、色々な手段で自分を変えていくことが

可能になった

ひと昔まえならば、親に謝れ、もったいない、信じられない

恥ずかしい、怖い、いいじゃんそのままで、自分に地震がないの?

あれやこれや言われたことだろう

それが今では、有名芸能人が、CMなどでおすすめしてくるほどだ

 

しかし、まだ鬘は人民権を得ていないように感じる

女性のウィッグは全くもって普通

男性もウィッグであれば問題ない

さてこれがカツラではどうだろう

まだ恥ずかしいとか、情けないとかあるだろう

おそらく、植毛、増毛、は徐々に受け入れられているのではなかろうか

しかし、かつらはまだだ!

 

かつらとなると、もう恥ずかしい

隠している感じが拭いされない

堂々とすればいいのに、なさけない

堂々とかつらをすれば良い

ファッションとして

 

ウィッグ、カラー、エクステ、全てファッションのカテゴリに含まれる

なぜカツラはファッションに含まれない?

それは隠すものだからだ

見せるものに転換することで恥ずかしさは消え、

より自信に変わるのではないだろうか

 

また、はげたおっさんたち高い確率で言えるのは

身なりに気をつけず、汗臭そう、頭皮がべたついてそう

汚らしいイメージが多いのも事実だろう

完全にハゲのイメージを下げている

 

情けない

今は男性も身なりにちゃんと気をつける時代だ

いや、昔からわかっている人は男性でも常に

身なりには気をつけていたはずだ

身なりに気をつけるのは、相手への気遣いでもある

おっさんにもなるといつの間にか、周りになんと言われようと

関係ない

どうせ・・・とか思っているのだろう。

うじうじと

シャキッとしたら良い

そして、シャキッと日替わりでかつらをしたら良い

身だしなみとして

印象が断然よくなるに決まっている

頭髪はたくましい方が若々しく見えるのは、研究結果からも

わかっている。

ならば、相手に良い印象を与えるためにも、素敵な

TPOを兼ね備えたかつらをするべきだ

 

そんなことを考えながら、山手線をいく

選択癖

人は1日に約2000回ほどの選択をしているらしい

また、人間は選択をすることができる生き物だと

 

今日聞いていたPodcastではマーケティングにおける

選択の精度の高さの必要性いついてだったのですが

なかなか面白い例えを用いていたので、今日は

その事を書こう

 

事業を立ち上げるときのAにするべきかBにするべきか

これは非常に大きな選択になることが多いだろう

そんな時に必要なのが、精度の高い、マーケティングに基づいた

選択が必要になります。

競合はこんなところに力を入れているから、うちはこっちだ。

市場はこんな事を求めているようだから、この選択は不味い。

など、選択する時の材料は大いに越したことはない。

この力を普段から意識して、身につけていくと言うことなのですが

これを座席の埋まった通勤ラッシュの山手線をたとえに使うとこうなります

 

自分が選択できるのは前に座っているA,B二人の席、どちらの方が先に

降りて座ることができるだろう。ボヤッとしていたら、隣のおばさんに

先手を打たれ、座られてしまう。

 

私は恥ずかしながら、必ず座る人です。

だから、とてもこの情景が目に浮かび、実際に私もその二人を良く

観察して、こっちだと思う方にやや寄ってみたり、良く分かります。

 

ここでのマーケティングは何かというと、この二人を観察し

判断材料をより多く集めるということです。

寝てるように見えるけど、耳はアナウンスを聞いてそうだとか

本を畳んだ

携帯をバックに仕舞った

少し体を動かし始めた

などいろいろあるだろう

このように、実際にそこに転がっている判断材料を拾い集め

正解に近づいていくことです。

そう考えると、漫画に出てくる探偵のようで面白い。

マーケティングって面白いですもんね。

 

アマゾンのジェフベゾスが自分で企業をしようと思った時に

一度考えたそうです。

一流企業に勤め、何不自由ない生活をしている自分が今から

もしかしたら失敗をして、生きていくこともままならなくなるかもしれない

やる意味はあるのだろうか?

やらなかった事を考えたそうです

そして必ず後悔すると思ったと。

どんなに、順風満帆な生活を過ごし続け、優雅な老後を

想像できたとしても、そこで後悔している自分がいたそうです。

そして企業することを選んだ

 

大リーガーのダルビッシュは、選択を迫られる時に一つのことを

前提に選択するそうです。

今の自分は50歳まで何もせず、仕事もせず、お金も稼げず、一人で

惨めな生活を選んでしまった、老いた自分に奇跡が起きて、

時間が戻り、努力の結果大リーガーになることが出来た姿だと。

気を抜けば、そこに戻ってしまうかもしれない緊張感を

基準に付け加えてるそうです。

 

1日に2000回もの選択の機会があるのなら、選択の精度を高めていけば

かなり思いのままに進んでいけるんじゃないかと、結果的に

考えてしまった、私でした。

基本的に楽観的なんだと思いました。

 

 

モチベーションを上げる方法

 

今日は良い一歩を踏み出すことができた。

最近、会社からメンターをつけていただき、毎週マーケティングについて

勉強会をさせていただいている。

マーケティングだけでなく、トークの方法だとか考えかたすらも

教えていただき、至れり尽くせりであり、嬉しい限りです。

 

しかし、緊張感は常に感じていて、会社からお金をだしてもらい

勉強しているのだから、しっかりとアウトプットできるように

ならねばと、ひしひしとプレッシャーは感じている。

 

勉強会には、私意外に二人参加しているが、ともにスキルアップしないと

意味がないと思い、アウトプットの場を儲けることにした。

といっても、LINEグループを開いただけだが。笑

この場で自学した内容を紹介し、自分なりに思ったことを

教わったフレームワークに落とし込み、発表する

 

これは、するとしないでは雲泥の差だろう

すすんで勉強したことをアウトプットし、自分の知識として

定着させ、周りの人間も新しい刺激を与える。

周りを巻き込んでいかなくては!

巻き込めないでいたら、何も変わらない!

 

わからないことをそのままにすることは、損以外の何者でもない

せっかく自分が新しいことを吸収するチャンスがあるのに

それを後回しにし、さらに先にある疑問を

見れなくしているのだから。

 

わからないことに気づいたと言うことを、ちゃんと

気づかねば、いけない

 

あぁ欲しい

最近、すっかり朝早く起きることに慣れて、だいたい5:30には起きています

やってみるとわかりますが、実際に朝の方が集中力が高く感じられ

英語、仕事の勉強が、あっという間に時間が過ぎていきます。

 

今日は、仕事のある妻と一緒に家を出て、近くのカフェへ

ここでまたのんびりとお昼まで、調べ物。

ふとルイスレザーを実際に見てみようと思い

原宿にある、ルイスレザーの正規代理店へ

お店へ入ると、いかにもカフェレーサー好きそうなリーゼントお兄さんが

話を聞いてくれました。

サイクロンにライトニング、はなから2択だったので、二種類を試着

どちらも捨てがたい

しかも、レザー、ライナー、サイジング、すべてオーダーメイドで

注文できるそうです。

絶対オーダーメイド!!と心に決め、悩ませてもらうことに。

(買わなくてすいません、でも次回買うことに決めました。その時はよろしくお願いします。)

 

そんなこんなで、原宿をあとに、家へ帰る道すがら、セブンイレブン

チョコオールドファッションが食べたくなり、早速すぐに目に入ったセブンイレブン

無い、、、

まぁ、良くある事

次の近くのセブンへ

無い

なるほど納品のタイミングもあるしね

家に着くまでにあと1件

無い、、、

たくさん発注しとけっ

もうここまで来たら、通り過ぎてしまうがその先のセブンへ

無い

もう一件

無い

なんだこれ

最後の一件

無い

食べるなと言うことだ笑

 

今日はやろうと思ったことをすぐ行動に移してみたのですが

気持ちもよく、意外にすんなり物事が終わっていることに

驚きました。

あぁ気持ち良かった。

 

BRAUN ブラウンの置き時計 BNC002

BRAUN

ブラウンの置き時計 BNC002

 

 

 

 

ブラウンと聞いてまず思いつくのは、シェーバーだろうか

他にもコーヒーメーカー、電動歯ブラシなどの小型電気製品の

製造が主のメーカーである

 

 

BRAUNとは

 

ブラウンとはドイツのメーカーで、1921年にマックス・ブラウン氏が

創設、ラジオ部品の製造から始まり、ラジオ製造へと進んでいく

 

1950年代に入ると、オディオ機器、そして電気シェーバーなどの電気機器

にも製造の手を広げる

 

ディーター・ラムス

 

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ディーター・ラムスというドイツデザイン復興期における重要人物で

iPhone》の計算機アプリのインターフェイスにも影響を与えたと言われる

iMaciPhoneをデザインしたジョナサン・アイヴにも

影響を与えた人物として有名で

ラムス氏のデザインした作品群はNY近代美術館(MOMA)

の収蔵品となっている

 

Dieter Ramsグッドデザインの10箇条

1. 革新的

2. 実用的

3. 美しい

4. わかりやすい

5. 主張しない

6. 誠実である

7. 長持ちする

8. 細部まで完璧

9. 環境にやさしい

10. 最小限である

 

「Less, but better(より少なく、しかしより良く)」

インダストリアルデザインにおける機能主義の人物で

これは先にも紹介した、柳宗理に通ずるものがある

 

SK 4 (1956)

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ハンス・グジェロとの共作として生まれた、ブラウンを代表する一体型オーディオ

オフホワイトや透明カバーの斬新さから「白雪姫の棺」と呼ばれ、ラムス氏の出世作

 

 

ETS 77 (1987)

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iPhone》の計算機アプリのインターフェイスにも影響を与えたと言われる

iMaciPhoneをデザインしたジョナサン・アイヴにも

影響を与えた人物として有名

またラムス氏のデザインした作品群はNY近代美術館(MOMA)の収蔵品となっている

 

置き時計 BNC002

 

そんなラムス氏とブラウン社の信頼関係により

製品たちには機能主義のデザインの名作が残されていきます

その中でも私も愛用しているBNC002という置き時計は

実にシンプルでかつ美しい

これもまた、ニューヨーク近代美術館に収蔵品として保管されている

 

見た目どおりシンプルな外観で機能もアラームのみ。

アラームはセットするとボタンが飛び出し

セットされていることがひと目で分かる

また少し見ただけでは分かりづらいが

フェイスがやや上を向くように傾斜が付けられており

映りこみを減少させ見やすいように考慮された作り

 

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ラムス氏は京都のお寺郡のことも話をされているが

そこにあるものとの調和、美とは本質にさりげなくそなわるもの。

決して自分から存在を主張せず、必要なときにとても役に立ってくれる。

美しさを表現しようなんて、デザイナーや建築家が意識する必要がないはずだ

 

そんな息吹が感じられる作品である

 

 

 

 

STANDARD SUPPLYのDAYBAG

STANDARD SUPPLYのDAYBAG

スタンダードサプライのデイバッグ

 

 

だいぶ涼しくなってきた

今日は長袖のシャツで出勤

 

秋が近づいてくると、今まで家でクーラーにつけ込まれていた分

どこか気持ちの良い場所に行きたくなる

 

私の場合、その気持ちの良い場所は美術館博物館をさすのだが

やはり今年も足を運びたくなっている

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今年はコロナの影響もあり、できるだけ控えていたのだが

そろそろ解禁しても良いだろう

 

美術館に行く時、リュックで行くのが好きだ

それは美術館の中で、手ぶらでメモなど取る時に便利だったりも

当然あるのだが、美術館に行く日は、だいたいお茶をしたり

散策したり、外にいる時間が長くなる

 

そんな時はやはり、手ぶらでいた方が良い

 

カメラをぶら下げていても良い

急な雨に降られても、全然良い

突然転んでも、全く良い

 

手がFreeなのは、安全面だけでなく、ストレスがない

 

というわけでこの前とても気になるリュックを見つけた

 

STANDARD SUPPLYさんのDAYBAG

 

引き算のシンプル

 

良く考えてらっしゃると思った

 

昨今、本当にたくさんのバッグ(リュック)が登場している中で

簡素で余計な物はなるべく無く、しかし飾り気は忘れておらず

眺める楽しみも与えてくれる、そんなリュックだった

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フランスのブランドでエルベシャプリエというものがあるが

そのエッセンスと、日本の素朴の中に美を見出す感性が

うまく融合できた、良い例ではないだろうか

 

また、この会社の方々は余程バッグが好きなのだろう

細かいところを良く研究されているし

一つのモデルで7タイプもサイズ展開をし

それぞれの使用にあたっての検証をしておられる

https://standardsupply-egw.jp/journal/2810/

ここまでされているブランドもなかなか無いのではないだろうか

 

こんな方々が作っているものに出会える時代に生まれたことは喜びだ

まさに現代の職人仕事とはこう言ったものではないだろうか

 

今後もこの楽しむ姿勢を続け、後世に残るブランドとなって欲しい

 

 

 

 

柳宗理の南部鉄器 深型鍋 鉄蓋

 

 

柳宗理の南部鉄器

 

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この名前は聞いたことはあるのではないだろうか 

日本で初めてデザインという思想を広めた人

我が家でも、キッチンツール、鍋、カトラリーと長い間使わせてもらっている

非常に優れたデザインで、しかも使いやすい

冬になったら、やはり鍋を食べたくなる

そこで思い出したのが、柳宗理氏がデザインした日本を代表する名品の南部鉄器の鍋

美しくデザインされたその鍋の取手のデザイン、大きく綺麗なカーブを描き

かつ持ちやすく、その重厚感を感じさせない

使うことを主として考えられたデザインの美しさを楽しむことができる

 

 

柳宗理とは

1950~60年代の戦後復興期から高度成長期にかけて、最も日本のモダンデザインを支えたインダストリアルデザイナー。

柳がデザインを始めた当初、戦後の日本ではデザインという言葉も一般に知られておらず、世の中は経済成長に伴い安くつくれて質の悪いものが多く出回っていた

そのような商業主義に偏ったものや、流行に左右されるものを否定し、製品における機能や素材等の諸要素をふまえた上で、質の高いデザインをすることを理念に活動をしてきました

彼の手から生まれたシンプルで純粋な形の中に実現された人の心を打つ暖かさは

彼が主張する「用の美」そのものである

日本デザイン界の一人者であり、「美は人々のためにある」と提唱し続けた人

その作品たちはパリのルーブル美術館やニューヨークの近代美術館など世界各国の美術館に、多数の作品が収蔵されています。

 

どんな作品があるのか

*バタフライツール

両側にスッと流れていくような美しいデザインは、その名の通り蝶を想起させ

手首をくっつけ、花の形を手で作った時の様子にもよく見えます

また左右対象のシンプルなデザインは、日本の鳥居をイメージさせるとも

海外では言われているそうです

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*カトラリー類

刺すと乗せるを両立したカーブ

塗ると切る刃物の広さ

掬いやすく乗せやすい丸みと深さ

全てが計算されたデザインだと言うことを、使うことで実感出来るはず

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*南部鉄器

その他の余計な装飾はせず、南部鉄器の上質な重厚感と味わいのある深い色合いを生かし、持ち手の部分を大きく張り出すことで、重量のある鉄器を両手で持ちやすい
底部は、さらに厚くし鉄器の良さである、火のあたりをやさしく

食材を包み込んで調理してくれる

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柳宗理の思い

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「特に企業はモノを売るために毎年少しずつデザインを変えていく

去年のデザインが今年には古くなっている
すぐに変えなきゃいけないデザインなんてのはデザインじゃない
そんなことをしておいて『社会のためとか、ユーザーのため』なんて言葉はおかしいよ

モノがどんどん使い捨てられて、ゴミをつくって行くことが経済の繁栄に繋がるというのは

社会の仕組みとしておかしい

それにデザインという名目でデザイナーが荷担しているということに気付くべきだね」

 

ミニマリズム柳宗理

柳宗理の作品には、現在のミニマリズムに通ずる意識を感じられる

デザインあっての道具ではなく、道具として使うためのデザイン

故に必要最低限のデザインであり、それは流行りすたれは無く、

使いやすいからこそ、使い続ける

良いデザインのものを大切に使い続け、寄り添っていく

使い捨ての時代から、持続の時代へとリンクしていく

 

そんな現代に必要な思いを感じることのできる一品だ